その後、大森選手は結局、ダグラスレイクでのプリプラも、マイアミでのWTA観戦もやめて、そのままオキチョビに残っているようです(^_^)
オキチョビ戦の復習をやっているわけですね。

さて、そのエリートシリーズ・オキチョビ戦ですが、3日目は順位が大きく動きました。
イッシュ・モンローが18-2と失速した間隙を突き、31-3という超ド級スーパーリミットを釣ったクリス・レーンがイッシュにわずか10oz差まで詰め寄る展開。
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クリス・レーンが3日目に持ち込んだ31Lb3ozのリミット。

オキチョビ戦3日目順位
1位:イッシュ・モンロー 77-6
2位:クリス・レーン 76-12
3位:スキート・レーン 62-4
4位:ショウ・グリズビー 56-13
5位:テリー・スクロギンス 56-8
6位:ブレント・チャップマン 56-2
7位:ケビン・バンダム 55-4
8位:ジェフ・クリート 55-0
9位:カイル・フォックス 54-9
10位:スコット・ルーク 54-7
11位:トミー・ビッフル 53-5
12位:トッド・フェアクロス 53-4


初日、2日目と2位以下に大差をつけていたイッシュでしたが、最終日を前にまさか10oz差までリードが縮まるとは…。
しかも、その相手が今ノリにノっているクリス・レーン!
イッシュにしてみたら、嫌な流れです。
実際、3日目終了時点では、レーン優勝を予測する声が大多数でした。
ウエイト的にも、雰囲気的にも劣勢に追い込まれたイッシュ…。
が、こういう時にこそ、その選手の精神力の強さが試されるのです。

そして、精神力という点では、このヒト!
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3日目のキッカー2尾を手に。

この日、22-6をウエイインして、前日4位から3位へ一歩前進したスキート・リース。
2位レーンと14Lb差が付いているとはいえ、4位グリズビーとも7Lb差。
開幕のセントジョンズ戦5位という好スタートを切ったスキートですが、3日目の段階で開幕2連戦でのシングルフィニッッシュが確定!
何もかも歯車が噛み合わなかった昨シーズンの不調っぷりが嘘のように完全復活を印象づけました。
昨年とはもう顔付きからして違います。

3日目に撮ったスキートの映像があるので観てみましょう。
取材艇で追いかけた朝イチの様子から始まります。


「ティンハウス」というエリアは、オキチョビシティーのラウンチサイトとモンキーボックスのちょうど中間あたり(以前の記事で載せたオキチョビの地図を参照)。
3日目のスキートはまず最初にティンハウスのリーズ帯でビッグバイトを狙ったわけですが、不発に終わり、その後、北西岸を南下してモンキーボックスのグラスフラットに入って、シャッドスポーンバイトの尻尾を釣って、この日の1尾目をライブウェルに入れた、と。
その後、スキートは西岸を南下して、インタビューで語っている「ビッグフィッシュが多いエリア」へ入ったわけですね。

で、ここでポイントランキングに目を向けてみると、スキート同様、開幕戦に続いて2試合連続でトップ12入りを果たした選手が他に3人もいることに気付きます。
セントジョンズ戦の成績=第1戦終了時ポイントランキング
1位:アルトン・ジョーンズ
2位:トッド・フェアクロス
3位:キース・コームス
4位:ブレント・チャップマン
5位:スキート・リース
6位:テリー・スクロギンス

7位:クリフ・クロシェ
8位:グレッグ・ハックニー
9位:ランディー・ハウエル
10位:デビッド・ウォーカー
11位:ディーン・ロハス
12位:Jトッド・タッカー


赤字の4人が、オキチョビ戦でもトップ12フィニッシュした選手。
つまり、この4名が開幕2連戦を終えた時点でのポイントランキング上位者となるわけですが、ここで忘れてならないのは例の赤いナイトロのヒトです。
分かりますね?
アノ方ですw
セントジョンズ戦を24位という、彼にとってはパッとしない成績で終え、今回のオキチョビ戦も2日目終了時で39位!という低迷ぶり。
まさかズッコケたのか!?
本人もどことなく元気がない様子で、声を掛けるに掛けられない雰囲気でした。

ところが、なんと!!
3日目に28-11を叩き出し、前日39位から一気に7位へジャンプアップ!
って、どんな魔法なんだ!とw
実はコレ↓でした!
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3日目のビッグフィッシュ賞となった8-14のキッカーを手に不敵な笑みを浮かべるKVD。尾ビレの傷みもほぼ癒えたポストスポーナーですね。プリなら大台を超えていたでしょう。

実は、上のスキートのインタビュー映像で、スキートの表情がやや強ばっているのは、バンダムのトップ12進出を知った直後だったからなのでした。
しかも、スキートが「ビッグフィッシュも多いが、人も多い」と語っていたまさにそのエリアを、実はバンダムも釣っていたのです。
実際、二人のエリアはまったく重なっていて、スキートが撃っている沖をバンダムがギュオーンとカッ飛んでいったかと思えば、今度はそのバンダムの背後をスキートが滑走していくという具合。
2艇の間に激しい火花がバチバチと飛んでいるのが見えたような気がします。
今期AOY争いは早くも始まっているわけです。

復活したスキートも凄いですが、いやはや、バンダム恐るべし…

そして、3日目に急浮上した選手と言えば、このヒトもそうでした。
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トミー・ビッフルのバッグイン風景。この魚はプリですね。隣りのオジさんもビックリしてます。アフターの回復バスもいれば、プリもいる。今回のオキチョビ戦の状況をよく物語ってます。

ビッフルは2日目21位。
今回のようなフリッピング戦でビッフルが上がってこないのはオカシイと思っていましたが、3日目に22-14を持ち込み、11位でファイナル進出!
そんなキング・オブ・フリッピンのインタビュー映像があるので観てみましょう。


実を言いますと、このトミー・ビッフルが釣っているエリアというのも西岸なんですね。
大きく見れば、スキートやKVDと同じ場所です。
実際、50人で争われた3日目ですら、10数マイルのショアラインに10名以上の選手が集結していたでしょう。
今回の試合における、人気エリアのひとつです。

さて、3日目まで残った2人の日本人選手ですが、
宮崎友輔は9-3(5尾)とウエイトを落としてしまい、最終46位。
一方、清水盛三は6Lbクラスのキッカーを筆頭に計13-7をウエイイン。
2日目46位から大きく順位を上げて、最終38位でフィニッシュ!
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コレと同じサイズを2尾もバラシてしまったとのこと。惜しい!

そんな盛三選手の3日目を映像で撮ってあります。
前半が湖上の様子、後半がウェイイン直前のインタビューです。


首のカラーが痛々しいですが、頸椎の故障は深刻のようです。
今回のオキチョビは強風が続いて荒れましたし、前週のセントジョンズ戦に続く2連戦でもあったので、フィジカル面で相当にキツかった、と。
パターン的なチューニングが合っていただけに、全力で試合に臨めなかったのは本人がもっとも残念だったはず。

今回はここまで。