2012年03月

エリート2オキチョビ/2日目の流れ

先週のオキチョビ戦の取材中に撮影した映像の編集と字幕入れ作業がようやく終わりましたw
チョットずつアップしていきたいと思います(^_^;

今回は試合2日目の様子です。

エリート戦における<2日目>というと、翌3日目に残るためのカット(足切り)が行なわれる日です。
2日目終了時点で上位50位以内であれば、翌日も釣ることができますが、51位以下の選手は「試合終了」になります。
さらに、賞金面においても、50位は賞金獲得ラインでもあります。
50位であれば1万ドルの賞金を獲得できますが、51位は賞金ナシです。

つまり、全8試合を50位以内でフィニッシュできれば、ワンシーズンで最低でも8万ドルの賞金を獲得できる計算。
といっても、エントリーフィーにそもそも4万3千ドルを先払いしているので、仮に8万ドルの賞金を獲得しても、利益は3万7千ドル。
しかも、ガス代や宿代などの参戦経費が1試合当たり1,500ドルは掛かるので、経費合計1万2千ドルを引けば、純利はたった2万5千ドルしか残りません。
今の為替レートだと、日本円で約210万円。
世の中では年収200万円台を低所得者と呼ぶそうですが、エリート選手の場合、全8試合を50位以内でフィニッシュするほどの活躍をしても、ようやくそのレベル…。
別に本職を持っているか、あるいはスポンサーとの契約がない限り、とても続けられないでしょう。
まさしく弱肉強食の世界です。

オッと脱線しました。
話を戻しましょう。

さて、34-5という超ド級ウエイトで初日をブッ千切ったイッシュ・モンローでしたが、2日目も24-15とやや落としたとはいえ、やはりこの日のヘビエストリミットを持ち込み、大きくリードを広げました。
2日目ウエイインステージのイッシュ↓
2012_okee_day2_ish
2日間の合計ウエイトは計59-4。2位のクリス・レーンとは実に14Lb差!

この2日目終了の段階で、イッシュ優勝!の流れはすでに出来上がっていたようにも思えます。
興味深いのは、イッシュと同じエリアで同じパターンを行なっていた選手が他に複数いたにもかかわらず、イッシュだけがビッグフィッシュをキャッチしてきたという部分。
イッシュがフリッピングパターンをやっていることは本人が早々に明かしていましたし、エリアが南端のペリカンベイであることも自分は初日の段階で知っていました。
というのも、初日に私が同船したマット・ヘレンが釣っていたのもペリカンベイだったからです。
そのヘレンは初日6-1で97位。
初日のペリカンベイでは他にも、リック・モリス(6-5で95位)やマット・リード(8-7で85位)、チャーリー・ハートレー(8-9で83位)もいましたが、全員見事なまでに大ハズシしてます(-o-;)
前回のエントリーでも書いたように、ペリカンベイでフリップすれば簡単に釣れたわけではなかったのです。

で、2日目に私が同船した選手ですが、
なんと初日ペリカンベイを釣っていたうちの一人、チャーリー・ハートレーだったのです!
したがって、2日目のハートレーとの同船は、イッシュの釣りを理解する上で大きなヘルプとなったのですが、それはさておき、まずは撮影した2日目のハートレーの映像を観てみましょう。
最初に断わっておきますが、例によって、音がジェット化してる箇所がありますw


オハイオ州出身のハートレーは48歳。ダスティン・ホフマン似で、バスプロらしくない超ナイスガイとして有名。本職は看板屋さんの社長で、トーナメントはいわば人生の余興として参戦している印象(これが一番でしょうね)。

映像の前半は朝イチで行なったシャッドスポーンパターンの様子です。
メインレイクに面したキシミーグラス帯のアウトエッジをスピナーベイトで釣ってます。
グラスエッジで産卵するシャッドを偏食するポストスポーナーを狙ったパターンですね。
今回のオキチョビに限らず、朝の一時しか続かない時間限定のパターンです。
ここでリミットメイクして、その後のフリップでキッカー狙いという戦略だったわけですが、映像を観ても分かるように、陽が昇ってから苦戦しました。
2日目のウエイトは11-13。
最終70位でした。

で、注目はこのシャッドスポーンなのですが、これが実は湖のあちこちで起こっていました。
前回のエントリーで紹介した大森貴洋のプラクティス映像。
あのグラスフラットでのバイブレーションパターンも、このシャッドスポーンだったわけです。

その大森選手ですが、2日目は12-9を追加し、計23-8としましたが、50位のカットライン(25-10)には届かず、59位で終えました。
2日目のウエイイン後に撮影したインタビュー映像があるので観てみましょう。
試合直後だけに、悔しさが全身から立ち上ってます(>_<)



当初、オキチョビ戦の後はテネシー州ダグラスレイクまで走ってエリート第4戦のプリプラを行なう予定でいた大森選手ですが、今回のオキチョビ戦が相当悔しかったらしく、予定を変えて、ちょうどマイアミで開催中だったWTA(女子プロテニス)でサビーネ・リシキを観て気晴らしをすると言ってましたw
まぁ、それもイイかもしれません。

ということで、今度は2日目のカットを通過した選手たちのインタビューを観てみましょう。
42位 フレッド・ルーンバニス
37位 宮崎友輔
33位 ケリー・ジョーダン
20位 ジェラルド・スウィンドル
4位 スキート・リース
の5名です。



最初からフリッピング一本だったケリー・ジョーダンを除いて共通しているのは、初日有効だったバイブレーションパターンが2日目には死んでしまい、フリップパターンへのアジャストを余儀なくされているという点です。

そんな中、流石だなと感心したのは、スキート・リース。
バイブレーションパターンが長く保たないことを予測した上で、初日のみその恩恵を享受し、2日目はフリップ中心に切り替えるという戦略。
頭の良さが光ってます。
KVDもそうですが、結局、最後にモノを言うのは「アタマの良さ」なのかもしれません。

本日はここまで。

エリート2オキチョビ/プラから初日まで

今これを書いているのは23日(金曜)の夜1時40分、って、もう立派な24日ですね(・_・;)
一応、オキチョビ戦2日目が終わった夜ですw
動画の整理やら何やらで遅くなってしまいました・・・。

いやぁ、やっぱり試合で撮影した動画をその日のうちにアップするってのはムリですねw
ざっと編集しないといけないし、レンダリングして、形式変換して、サーバーにアップ・・・。
作業に時間掛かりすぎて果てしない・・・
ツイキャス生中継だと、やってる時はキツいですが、現場ですべて完了するので手離れがいい。
夜もしっかり眠れますw

まぁまぁ、言い訳と愚痴はこれくらいにしておきましょう。
すでに「その日のうちにアップ」からズレてますが、とりあえずプラから初日にかけての動画をアゲておきます。
本当は今日(2日目)までのもアップしたかったんですが、これ以上やると朝になりそうなので、ご勘弁を。

まず、大森貴洋のプラクティス最終日(21日)の様子。
すでにご存知かと思いますが、大森選手は2日目59位でカット通過できませんでした(x_x)ゞ
それを踏まえた上で、このプラクティスの映像を観ると、いろいろ考えさせられるものがあります。
まずは観てください。
映像は朝イチでこの5パウンダー↓を釣った直後から始まります。
ちなみに、この魚を釣ったルアーはチャターベイトでした。
2012_okee_pra_omori_01

ハイ!では、その時の映像を観てみましょう。
風が強かったので、途中、音がジェット化してますが、ご容赦くださいw


この日はキーパーだけで10数尾、リミットウエイトだと15Lbくらいはあったはずです。
映像にもあるように、メインはバイブレーション。
最初TDバイブのタイプRを使いましたが、途中でラッキークラフトのRTO-150(小さいほう)に変えました。
これは水深が2ftと浅かったことと、そのエリアのシャッドが小さかったため。
このあたりについては、大森選手から別にコメントをもらってますので、後日アップします。

で、これに先立つ2日間、大森選手はフリッピングを中心にプラをしていました。
実際、プラに入る前の話では
「今回はフリップしかないと思う。優勝はフリッピンだよ!」と言い切っていたほど。
サウスベイを含めて、この広いオキチョビを走り回ったようですが、結局、フリッピンパターンでは3Lbを超える魚は釣れなかった。
プラ2日目の夜に話した時には、
「なんか全然釣れないよ・・・」と、トーンダウンしてました。
そして、3日目のプラクティスが上の動画というわけです。

試合初日、大森選手は10Lb15ozで61位スタートと出遅れてしまうわけですが、
その原因は、メインに考えていたエリア(動画の中で釣ってるとこ)が20艇以上も集結して銀座化してしまったこと。
しかも、大森選手の初日はラストフライトだったので、エリアに入った時にはすでにリミットメイクしてる選手さえいました。
ここは朝しか食わないので、致命的です。

となると、やはり初志貫徹でフリッピングで通すべきだったとも言えます。
でも、それは結果論。
実際、初日に34Lbのスーパーリミットを叩き出したイッシュ・モンローとほぼ同じエリアで同じパターン(フリップ)をしていた選手全員がいいウエイトを持って来たわけではありませんでした。
むしろ、まったくダメだった選手のほうが多かったのが現実。

例えば、名うてのフリッパーとして知られるマット・ヘレン(アラマバ州)もその一人。
元々FLWに出ていた選手ですが、数年前にエリートに移ってきました。
まだ優勝はないですが、FLWのほうでは1回勝ってます。

で、そのマット・ヘレンは初日、湖の南端にあるペリカンベイというエリアに行きました。
上にも書いたように、イッシュがいるエリアです。
ヘレンのパターンはフリップのみ!
なんでもプラが相当よかったらしく、絶対にココしかない!と決めていたそうです。

では、その初日の映像を観てみましょう。


釣れているシーンを中心につないだので、映像を観ると、結構釣れてるっぽく見えますね(^_^;
が、現実には、初日のヘレンは6Lb1oz(5尾)で97位・・・。
本人曰く「こんなショボいリミットは生まれて初めてだ!恥ずかしい!」と。

つまり、フリップをやれば釣れたとは言い切れないわけです。
ペリカンベイやサウスベイでフリップしていた選手で、初日10Lbに届かなかった選手は結構いました。
これはいったいどういうことなんでしょうか・・・。

ということで、本日はここまで。

エリート2オキチョビ/「ビッグO」について

今日はエリート第2戦目オキチョビ戦のプラクティス最終日!
大森貴洋選手のプラクティスに同船取材させてもらいました。
いよいよ明日から試合です。

今回、自分は初日と2日目の2日間をオブザーバーとして選手艇に同船することにしました。
明日初日は以前から関心のあった某プロの釣りを観戦してきます(^_^)

というわけで、まずはトーナメントウォーターであるレイクオキチョビ(Lake Okeechobee)について簡単に説明しておく必要があるでしょう。

通称「ビッグO」と呼ばれるレイクオキチョビはフロリダ州南部に位置する自然湖です。
フロリダ州は赤で囲んだ場所↓
アメリカ最南端の州になります。
2012_03_21_map_okeechobee_01

そして、フロリダ州の拡大図。
レイクオキチョビはココです↓
2012_03_21_map_okeechobee_02
ディズニーのあるオーランドよりも、ずっと南。
一般にサザンフロリダと呼ばれる地方です。

ちなみに、フロリダ州の面積は日本の約1/3。
レイクオキチョビの面積は1,900㎢(琵琶湖の約3倍)。
かなり大きな湖です)^O^(

で、こちらがレイクオキチョビ↓
2012_03_21_map_okeechobee_03
黄色の文字は、話によく出るエリア名です。
これだけ知っていれば、選手の話を聞いても?になることはないでしょう。
今回のラウンチサイトは北端。
ここからサウスベイまで走る場合、凪なら片道30分、荒れていれば1時間近く掛かってしまいます。

そんなビッグOの特徴は、
①熱帯域に位置する
②浅い
③地形変化が乏しい
④ベジテーションが豊富
⑤水源はフロリダ中北部の湧き水
⑥生息するバスはすべてフロリダ種

といったところでしょうか。

まず
①熱帯域に位置する
フロリダ州は中部から北が亜熱帯域、南部が熱帯域に属します。
実際、フロリダ州南部の都市マイアミの気候は沖縄にやや似ています。
夏はやたら暑く、蒸す。
冬も温暖で、Tシャツで過ごせる日がほとんど。
ただし、時折、最低気温が5℃以下という寒波に見舞われたりもします。
冬場の寒暖の差が激しいのは、半島の端っことはいえ、大陸気候の影響を受けているから。
例年だと、そういう寒波が数回オキチョビ地方を襲来するのですが、この冬は暖冬で、1回しかありませんでした。
後日書きますが、今年のスポーニングはこの影響を大きく受けました。

②浅い
③地形変化が乏しい

これはオキチョビに限らず、フロリダのレイクに共通する特徴ですね。
フロリダには山が存在しないので、湖は浅く、かつ地形変化が乏しい。
ちなみにオキチョビの最深部は12ftほど。
メインレイクの中央から東よりにかけてが一番深いエリアです。
反対に、ショアラインは1~3ftのシャローフラットが延々と続いていて、それらはほぼベジテーションで覆われています。

④ベジテーションが豊富
ありとあらゆる種類のベジテーションが存在します。
どこへ行っても、こんな景色です↓
2012_03_21_okee_view_01
バックウォーターで3m位のワニさんと白サギさんが仲良く日向ぼっこw

2012_03_21_okee_view_02
オフショアのグラス。リーズとヒアシンス、キシミーグラスの複合。

2012_03_21_okee_view_03
ペッパーグラス。他に、イールグラス、ハイドリラなども存在する。

各ベジテーションの棲み分けは水深と底質によって変化するため、ベジテーションの種類がシーズナルパターンにおけるバスの動きの指標でもあるのです。

⑤水源はフロリダ中北部の湧き水
上の写真からも分かるように、オキチョビの水はタンニンで黒っぽいのが特徴(まぁフロリダはどこでもそうですが)。
フロリダには山がないので、水源はすべて湧き水です。
フロリダ半島の地下には巨大な帯水層があって、半島の中北部の各所で湧き水として湧出しています。
こうした湧き水は水温が一定(22℃前後)で、信じがたいほどの透明度。
川や湖を通るうちに植物のタンニンが染み出して黒くなるわけです。

⑥生息するバスはすべてフロリダ種
オキチョビのバスはすべてフロリダ種で、ノーザンはいません。
上記した特異な環境の下、フロリダバスがフロリダバスらしい本来の動きをするフィールド。
それがオキチョビです。

さて今回の試合ですが、シーズナル的には、大方のスポーニングが終了したポストスポーンという状況。
シャローカバーにもまだ魚は残っているでしょうし(レジデント=居着きもいますので)、オフショアのグラスフラットではスクールが形成され始めているでしょう。
いろいろなパターンがありえます。

が、キーになるのは、プラクティスから吹き続けている東の強風です。
週間予報では、この東風が金曜まで止みそうにありません。
濁りが入っているエリアも多いので、多くの選手たちが限られたエリアに集結する傾向になるでしょう。

一方、この風は巻きモノをやる選手にとっては吉でもあるわけで、風が止んだ後にどうするかがむしろ問題。

ウエイト的には、1日10~15Lbあたりが団子状態になると予想します。
状況から見て、今回の試合に限っては、KVDの上位は堅いような気がします。

Custom Lures by Sam Griffin

今週木曜からB.A.S.S.エリートシリーズ第2戦がフロリダ州レイクオキチョビで開催されます。
オキチョビと言えば、サム・グリフィン。
ルーハージェンセンの「Jerk'n Sam」を作ったルアービルダーです。
「ジャーキンサム」↓
LuhrJensen_Jerk'n-Sam
ルアーデザイナーと言うより、ルアービルダーですよね。やはり。
デザインはもとより、ウッドの削り出しから塗装まで自分でこなしてしまうわけですから。

で、このサム・グリフィン氏、その昔からオキチョビ湖畔に工房を構えているのは有名。
自分が最初に氏の工房を訪ねたのは2000年前後だったと思いますが、
その後もオキチョビに来る度にお邪魔していました。
が、ここ最近はすっかりご無沙汰していて、気付けば、04年に窺ったのが最後。
かれこれ8年前…。
今シーズン、オキチョビに行く際は必ず遊びに行こうと企んでいました。

というわけで、今日さっそく行ってきたのですが、
まず、以前、工房があった場所が怪しげなバーになっていてビックリ!
昔の名刺の電話に掛けてみても、早口なスペイン語の音声案内が流れるばかり(・_・;)
近所のベイト屋さんで聞いてみたところ、引っ越していたことが判明。
車で数分のところだったので、アポなしで行ってみました。
すると、
ちょうど釣りから戻ったばかりの氏と遭遇(^◇^)
どうやら、規模を縮小して、自宅の横に工房に移していたようです。
「半分リタイアしてる状態なんだョ」と、サムさん。
なんと75歳だそうですから、まぁ仕方ありません。
でも、釣りは毎日行っているらしい( ̄□ ̄;)

さっそく新しい工房を見せてもらいました。
2012_03_20_samgriffin_001
御年75歳のサム・グリフィン氏。

2012_03_20_samgriffin_003
木工部屋。

2012_03_20_samgriffin_002
各ルアーの型が壁に。

2012_03_20_samgriffin_005
塗装ブース。

2012_03_20_samgriffin_006
塗料類。

2012_03_20_samgriffin_007
塗料の原色。

2012_03_20_samgriffin_008

2012_03_20_samgriffin_009

2012_03_20_samgriffin_010
リギングブース。

2012_03_20_samgriffin_004
モデル名のスタンプ。

工房のサイズとしては、以前の1/3程度でしょうか。
が、工房は狭いながらも、各工程に専用の小部屋が設けられており、各作業が同時進行できるように工夫されていました。
「半分リタイア」の言葉通り、ここ数年はほぼカスタムの受注のみ作っている状態のようです。

氏のルアービルディングの特徴は、いい意味でオートメーション化されていない点です。
手作業が基本。

もちろん、工具は使いますが、それらも古いものが多く、多くは自作ツールだったりします。
自作の旋盤に50年前のモーターが使われていたり…。

こういうタイプのルアーメーカーは今後はなかなか出てこないでしょう。
アメリカの場合、徒弟制度が一般的ではないので、子供が後を継がなければ、その職人の技術は一代で終わってしまうのが普通です。
技術の継承がないんですね。

多くは、企業に製造権や販売権を売るわけですが、そうして造られたマスプロ品がまったく別の製品であることはご承知の通り。
実にもったいない…。

今週のエリート戦では、サム・グリフィンのトップウォーターを使う選手も少なくないでしょう。

MLFの有料ウェブ放送スタート!

クラシックからの帰路は結局、疲労のため2日間かけてゆっくり戻ってきました。
こちらの時間で昨日の夕方に無事フロリダに到着!
片道1,500km・・・(+_+)
でも、今期エリートはトレドベンドもあるし、ウィスコンシンもニューヨークもあるので、もっと長距離ドライブが待ってるわけで・・・
事故らないように、ゆっくりいきたいと思います(^_^)

で、クラシックでドタバタしてる間に、実はMLFの有料ウェブ放送が始まっています!
「MLF」というのは「Major League Fishing」の略。
これまでBasser誌のほうで何度か触れたので、聞き覚えのある方もいるかもしれません。
まぁ、あれこれ書くより、まずは予告映像を観てもらったほうが早いでしょう。
百聞は一見にしかず。
コレ↓です!


どうでしょう?
なかなかソソられる映像ではないですか?
引退したマーティー・ストーンがなぜか解説をやってます。

「MLF」とは何ぞや?と言いますと
MLFはB.A.S.S.ともFLWとも関係のない、独立した組織。
プレジデントにはESPN時代にB.A.S.S.のGM職だったドン・ラックスが就いていますが、B.A.S.S.やESPNとはまったく関係ありません。
基本的には、ボイド・ダケットとゲーリー・クラインの2人が中心になって始動させたプロ選手企画立案によるトーナメント型テレビ番組の運営企業体です。
普通、トーナメントのテレビ番組というと、まずトーナメントを開催して、そこで撮影した映像を編集して番組に落とし込んでいくわけですが、このMLFは逆です。

まず先にテレビ番組ありき。
どのようにしたら、テレビ番組向きのトーナメントになるのか。
つまり、「バストーナメントはいかにすれば観戦スポーツたりえるのか」ということですね。
それをツアープロたち自身が考え、フォーマットとルールを決めて、まったく新しいトーナメントの形に落とし込んでいったのです。

昨年12月にテキサス州レイクアミスタッドで初開催された(というより、撮影された、と言うべき?)「チャレンジカップ」には、これまでの実績と人気度を元に選ばれた招待選手24名が参加しました。
上の予告映像にも映っていましたが、実はこの24名の中に大森貴洋が入っています!
大森選手がMLFに出場するという話は随分前に聞いていたのですが、厳しい閉口令が敷かれていたので、昨年末まで記事に書くことができませんでした(; ゚×゚;)
ともあれ、24名の中には日本人選手がやはり1人は含まれて然るべきという判断があったらしく、となれば、クラシックチャンプであるT.O.に決定!と即決されたようです。
やはり、クラシックの重みは凄い!

で、24名の顔ぶれを見ると、若手に寄ってる感じはしますが、たしかに納得できる選手ばかりですね。
しかも、B.A.S.S.ばかりでなく、FLWからもブレント・エーラーが選ばれています。
FLWからなら、スコット・マーチンやルーク・クラウゼンあたりも出てほしい気もしますね。
まぁ今後に期待というところでしょう。

MLFのフォーマットとルール
気になるフォーマットは、大きく3つのラウンドに分かれています。

1)予選ラウンド:24名を8名ずつの3グループに分けて、各グループで1Day戦を行い、各グループの上位4名(計12名)が次のサドンデスラウンドに進む。リミットは設定されておらず、キーパーはその場(船上)で計測して即リリース。尾数制限なしで最重量ウエイトを競う。

2)サドンデスラウンド:12名を6名ずつの2グループに分け、各グループで1day戦を行う。オフィシャルが設定した目標ウエイトに早く達成した2名(計4名)が決勝ラウンドに進出できる。つまり、早さを競う。

3)決勝ラウンド:4名による1Day戦。尾数制限なしの最重量ウエイトを釣った選手が優勝。


と、こんな感じ。
「尾数制限なし」というのがまず新しいですね。
まぁ、このあたりも実際に映像を観たほうが早いでしょう。
導入部の17分間を収めたプレビューがありました。
コレ↓です!


映像にも出てきますが、選手は全員、用意された公式ボートを使用してます。
それがなんと18ft+150HPの小型艇!
(バスプロショップスがスポンサーなので、Nitro)
その公式ボートに選手が持ち込めるのはタックルのみです。
GPSはNavionics湖沼図をインストールしたLowranceが装備されてますが、自分のウェイポイントデータは持ち込めません。
さらに、プラクティスも禁止(約2カ月前からオフリミット)で、ブッツケ本番!
湖を数カ所のエリアに分けて、指定されたエリア内でしか釣りをすることができない上に、どのエリアを釣るのかは前日にならないと知らされないルール。
なんだか、聞けば聞くほどKVDが勝ちそうな気がしますが・・・( ̄□ ̄;)

しかし、MLF最大の特徴と言えば、審判とリアルタイム順位表示の導入かもしれません。
各ボートには審判が同船して、釣った魚の計測やルール違反の取り締まりを行ないます。
エリートシリーズにもマーシャルが同船しますが、MLFの場合はペナルティーの執行まで同船の審判が行なうわけです。

そして、リアルタイム順位表示。
衛星回線で結んだ端末を各ボートに装備して、誰が何ポンド釣ったという釣果を選手全員がリアルタイムで分かるようにしたシステムです。
「気が散るし、そんなもん知りたくないワ!」って選手もいそうですが、たしかに選手の焦りとか緊迫感は増すでしょう。
すべてはドラマを誘発させるための趣向です。

以上を含む詳しいルールはMLFの公式サイトに載ってますので、英語が分かる方は読んでみてください。

どうすれば観られるのか?
このMLFが画期的なもうひとつの点は、テレビ放送(Outdoor Channel)だけでなく、ウェブの有料放送でも観られることです。
つまり、日本からも視聴可能!
MLFのウェブ放送専用サイトで、いつでも、どこからでも視聴できる仕組み。

エピソードは全7話で、現時点で3話がリリースされてます。
次は3月5日(米国時間)にエピソード4がリリースされる予定のようです。
各エピソードは120分前後と長いですが、それは今までのトーナメント番組のようにダイジェスト版ではないからでしょう。
気になる料金ですが、フルエピソードで$17.94。
1話あたり$2.5ですから、高くはないですよね? むしろ安い?
自分もまだ観ていないので、さっそく観てみるつもりです。
MLFウェブ放送専用サイトの右上にある「SUBSCRIBE」を押すと、登録画面に進むようです。

MLF公式サイト
MLFウェブ放送専用サイト
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